今回は、アップルウォッチで最も活用しているアプリのひとつ、Dawn Patrolをレビューしていきます。
アップルウォッチを持っているサーファーは、使用必須のアプリです。
この記事では、Dawn Patrolを使ってできること、注意点、実際に使用してみた感想を紹介していきたいと思います。
Dawn Patrol を活用することでサーフィンがより一層面白くなりますので、興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。
サーフィン専用アプリ 『Dawn Patrol』とは?
アップルウォッチの専用アプリ、Dawn Patrolを紹介していきたいと思います。
Dawn Patrolとは、アップルウォッチと連動して、サーフィンのデータを記録してくれるアップルウォッチのアプリです。
このアプリが使いたいがために、アップルウォッチを購入しました。
Dawn Patrol でできること
Dawn Patrol では、GPSと連動しており、主に下記のことができます。
1セッションの中で、サーフィン中に下記のことを表示・確認することができます
- セッション中に乗った波の合計本数
- セッション中のライディング距離の合計
- セッション中のライディング時間の合計
- セッションを始めてから経過した時間
- 最後に乗った波の距離(一定期間の表示)
- 最後に乗った波の時間(一定期間の表示)
- 最後に乗った波のスピード(一定期間の表示)
一定期間の表示する機能は、波に乗った直後の何秒表示し続けるのかを設定でも変えることができます。設定した時間を過ぎると、セッション中の合計データの表示になります。
Dawn Patrol を使うことで、これまでなんとなく今日何本くらい乗ったかな~といったことが定量的にデータとして残すことができます。
また、Dawn Patrolではセッションの記録もすることができます。記録できる内容は主に下記。下記の内容を、一覧にしてデータとして残りますので、どのポイントで多く入っているのか、またどのボードをよく使用しているのか。
波乗りデータもポイントごとに記録されていますので、良いライディングができているポイントや板がどれなのかもデータから分析することもできます。
記録することができるデータは下記の2つです。
- 入ったポイント名
- 使用したボード
Dawn Patrol の設定できること、おススメ設定
Dawn Patrolでは、いくつか設定を選ぶことができます。代表的なものを紹介していきたいと思います。
感度
大波、普通、小波と波のサイズを設定で選ぶことができます。基本的には、普通で問題ないです。波が小さくて、ライディング距離が短いと記録してくれないこともありますので、そういったことが多い場合には、小波に切り替えてもいいかもしれません。
最後に乗った波の表示時間
最後に乗った波のデータを一定時間確認することができます。その際の時間設定をアプリから選択することができます。
30秒、1分、2分、しない
の中から選ぶことができます。1分にしておけば、よっぽど乗った後波の確認ができると思います。表示時間を長くしておくと電池の消耗も早くなるかもしれないので、1分くらいがお勧めです!
距離、スピード表示の単位設定
アップルウォッチに、サーフィンデータを表示できますが、その際の単位を設定することができます。
距離では、メートル、フィート、ヤードの3種類から選択することができますが、日本人ならメートルが分かりやすいですね。
スピードも3種類選択することができ、ノット、KM/H、マイルの中から選べます。こちらもKM/Hがなじみがあって分かりやすいかなと思います。
Dawn Patrol アプリのダウンロード
Dawn Patrol のアプリのダウンロードリンクを貼っておきます
Dawn Patrolを使用するのに必要なもの
Dawn Patrol を使用するために必要なものを念のため書いておこうと思います。
- アップルウォッチ (3以降の防水機能ありのものなら何でもOK)
- iPhone , iPad
- Dawn Patrol アプリ
- 防水のアップルウォッチバンド
アップルウォッチでしか、このアプリは使用できませんので、まずアップルウォッチが必要です。アップルウォッチ 3以降の防水タイプを使用しましょう。
iPhoneやiPadは、アップルウォッチで記録したサーフィンデータを確認するために使用します。また、サーフボードやポイントの登録もiPhoneを使ってやることになります。
アップルウォッチのバンドもサーフィン中の使用に耐えられるものが良いと思います。G-SHOCKのバンドみたいなごついものがお勧めです。
Dawn Patrolを実際に使ってみた!
Dawn Patrolを1か月ほど使用してみましたので、レビューしていきたいと思います。
使ってみて、明らかに、時計を見る回数が増えました。毎回毎回良い波のときは、今の波どうだった?と気になって、データを確認するのが楽しみになってます。
また、経過時間とライディングデータの積み上げが表示されていることで次のような嬉しさがあります。
データとして波に乗れているのか、乗れていないのか確認することができるので、切り上げタイミングの目安にできます。
時間がない中でサーフィンしていたりする場合は、全然乗れていないし、そろそろ上がろうかな。とかメリハリのあるサーフィンをすることができます。
何分以内に、何本乗る!あとどれだけ乗る!など、目標設定がしやすくなります。
何事も目標をもって活動する方が良い方向に物事が進むと思います。
ライディング記録を見てみる!
まずは、サマリーです。自分の過去の記録のランキング1位をベストスコアとして確認することができます。今までに波に乗った本数、合計距離、時間とベストライドが1画面に表示されます。
次は、1セッションの記録です。こちらのように、乗った波の本数、ライド距離、最高スピードが出てきます。この時は、ムネ~カタくらいの波でした。
検知できなかった波、ライディングに失敗した波も含めて、こちらのように確認することができます。
Dawn Patrol 使用時の注意点
Dawn Patrolを初めて使ったときに、全然波がカウントされなかったり、注意点もいくつかあったので紹介しておこうと思います。
ライディング記録が表示されないときの対処法
Dawn Patrolを使っても、正しくライディングが記録されない場合がありますので、正しく計測できない場合の注意点を記載しておきます。
肌の上からアップルウォッチを装着する
ライディング記録が全く表示されないことがありました。この時はセミドライを着ていて、ウェットスーツの上からアップルウォッチを装着していました。
このウェットスーツの上からアップルウォッチを装着。というのが注意点で、これだとライディング記録をとることができません。
おそらく、肌に触れていないと、アップルウォッチが正しく装着しているということを認識できずに、計測されなかったのだと思います。直につけるようになってからは毎回、しっかりとライディング記録が残りました。
波が小さすぎる時は、計測をあきらめる
波が小さすぎたり、ライディング距離が短すぎるとテイクオフをしてもなかなかライディング記録を残してくれません。
こんなときは、潔くあきらめるしかないのかなと思います。
波に乗れるようになるまでサーフィンを頑張る
当たり前かもしれませんが、波にしっかりと乗っていないと記録として残りません。
そのため、ある程度アップスなどできるようになって横に走れるようになってからこのアプリを使うと面白いと思います。
水中ではアップルウォッチを触れない
Dawn Patrolを起動するとアップルウォッチが自動的に防水モードになります。防水モードだと、水などで画面の誤操作を防ぐために、デジタルクラウンを回して解除しないとアップルウォッチを操作することができません。
水中でアップルウォッチを操作することはほとんどないと思いますが、自動的に防水モードになりますので、注意が必要です。
解除しようと思ったら、デジタルクラウンを回してあげれば解除できますが、サーフィン中は、防水モードでの使用がお勧めです。
防水モードでも上述の、ライディングデータの確認は十分することができます。
電池の消耗が激しい
Dawn Patrolを使用しているとだいたい3~4時間くらいでほとんどバッテリーがなくなります。1日複数ラウンド入るときなどは、途中での充電などをしないと全部記録に残すことが難しいです。
携帯用のアップルウォッチ充電器を毎回もっていき、1ラウンドが終わったら充電して昼ご飯を食べた後、また海入るときなどは使用しています。
まとめ
今回は、アップルウォッチでサーフィンアプリ、Dawn Patrolを使用した際のレビューをしていきました。
アップルウォッチを購入して、アプリを使用してから1か月程度使いましたが、サーフィンするときは必ずアップルウォッチをはめるようになりました。
自分のライディングをデータとして残すことができると、想像以上に面白いです。
この機会に、是非試してみてください。