会計士試験公開 更新 約9分
簿記も受かってない21歳が公認会計士を目指す理由
簿記3級もこれから受ける21歳が、なぜ最難関の公認会計士を目指すのか。差別化・BIG4監査法人での経験・経営と投資の共通言語という3つの理由と、独学か予備校か、費用の不安まで、スタート地点のリアルを正直に記録します。
執筆・検証:ぜん/編集方針
正直に書きます。自分はまだ、簿記3級すら受かっていません。これから受けます。
そんな人間が「公認会計士を目指す」と言うと、笑われるかもしれません。公認会計士は合格率10%前後、勉強時間3,000〜5,000時間と言われる最難関の国家資格です。簿記3級もまだの自分から見れば、はるか遠い山です。
それでも、あえて今このタイミングで理由と計画を残しておきたいと思いました。合格してから「こうやって受かりました」と語る記事は世の中に山ほどあります。でもスタート地点で何を考えていたかを残せるのは、今の自分だけだからです。
先に結論:目指す理由は3つ
- 胡散臭いコンサルと圧倒的な差をつけられる
- BIG4クラスの監査法人に入れば、普通では絶対に会えない人と会える
- 上場企業の現場に出る経験が、経営者・投資家になっても直接活きる
理由① 会計の専門性は「差別化」になる
世の中にはコンサルタントを名乗る人が大量にいます。ビジネス系のSNSを見ればわかりますが、その多くは明確な専門資格を持っていない。
公認会計士は国家資格です。取得者は毎年数千人しかいない。難易度も高い。
自分が目指している自営業 → 経営者 → 投資家というルートで、数字・財務・会計の専門性を持っていることは、単純に信頼度が違います。同じ提案をしても、「公認会計士の資格を持つ経営者」と「資格のないコンサル」では、受け取られ方が変わる。
これは肩書きのためではなく、実力の裏付けを作るという意味です。
理由② BIG4の監査法人なら、普通では会えない人に会える
公認会計士になって監査法人(特にBIG4クラス)に入ると、クライアントは上場企業の大企業がほとんどです。監査という仕事の性質上、その会社の財務・経営の中枢に入り込むことになります。
普通の21歳が、大企業の役員や経営陣と「会計の専門家」として対等に話せる機会なんて、ほぼありません。でも会計という専門性があれば、その場に立てる。
これが投資家・経営者になったときに効く理由は明確です。
- 経営者視点で財務を見られる人脈ができる
- 業界ごとの収益構造・コスト構造が実地でわかる
- 大企業がどう動いているかをリアルに知れる
お金で買えない経験だと思っています。
理由③ 現場に出る監査経験は、経営者・投資家になっても活きる
監査の仕事は、上場企業の財務諸表が正しいかを検証することです。これは書類を見るだけでなく、実際に現場に出て、担当者に話を聞き、証拠を確かめる作業です。
複数の業界・複数の会社を毎年担当するため、数年で多様な業界の内側を見ることができます。
これは投資家として株を分析するときに直接活きます。財務諸表の読み方だけでなく、「現場ではどんな課題があるか」「この数字がなぜこうなっているか」を肌感覚で理解できる。
セクター投資をするとき、業界の構造を深く理解している人と理解していない人では、判断の精度が変わります。監査経験はその土台になると考えています。
会計は経営・投資の「共通言語」
不動産事業を進めるなら、融資を受ける場面が必ず来ます。銀行に事業計画を説明し、財務状況を示し、返済能力を証明する。このとき、会計を自分で理解していない経営者は、数字を人任せにするしかない。
それは致命的なリスクです。
自分で財務諸表を読み、数字の意味を理解した上で経営判断を下せる状態を作る。これが公認会計士を目指す最も根本的な理由です。
今の現在地(正直に晒します)
ここからは、動機ではなく「では今から具体的にどう動くのか」の話です。
- 21歳・学生。バイトをしながら、営業代行(BANSOU)などの事業を立ち上げ中
- 簿記はまだ3級も受けていない。完全にこれから
- 会計の知識はほぼゼロからのスタート
この状態から公認会計士を目指すわけです。無謀に見えるかもしれませんが、遠いからこそ、一歩ずつの記録に意味があると思っています。
まずは簿記3級から。土台を固める
いきなり公認会計士の勉強を始めるのではなく、簿記3級から始めることにしました。
これは、営業で関わっている税理士の方からのアドバイスです。「会計をやるなら、まず簿記3級で基礎の土台を固めたほうがいい」と。プロがそう言うなら、素直に従うべきだと思いました。
公認会計士の試験範囲には簿記の知識が土台として必要になります。いきなり難しいところから入って挫折するより、3級 → 2級 → その先、と階段を一段ずつ上るほうが、ゼロからの自分には合っている。焦って土台を飛ばさないことを、最初のルールにします。
正直に言うと、不安が2つあります
不安① 独学でいけるのか
できれば独学で進めたいと思っています。自分のペースでやりたいし、事業と並行する以上、時間の融通も効かせたい。
でも、独学は不安です。分からないところを聞ける人がいない。モチベーションを自分で保ち続けなければいけない。簿記3級ならまだしも、その先の2級・公認会計士まで独学で押し切れるのか。正直、自信は半分くらいです。
不安② 予備校の費用
もう一つがお金です。公認会計士の予備校は、まとまった費用がかかります。学生でバイト収入の自分にとって、これは軽い金額ではありません。
「独学でいきたい」という気持ちの裏には、この費用の不安もあります。予備校に通えば効率は上がるかもしれない。でもその費用を、今の自分が出せるのか。ここは、正直まだ答えが出ていません。
だから、まず簿記3級を独学で受けてみる
悩んでいても始まらないので、方針はシンプルにしました。
- まず簿記3級を独学で受けてみる
- そこで「独学でいけそうか」「予備校が必要か」の手応えを掴む
- その結果を見て、2級以降の進め方(独学か予備校か)を決める
いきなり全部を決めようとせず、簿記3級を「独学が自分に向いているかのテスト」として使う。ここで手応えがあれば独学を続けるし、厳しければ予備校を検討する。受験時期は、できるだけ早く受けたいと思っています。
正直に言うと、道は長い
公認会計士の試験は難しい。合格率は10%前後で、平均勉強時間は3,000〜5,000時間と言われています。バイト収入・事業の立ち上げと並行して進めている今の状況では、時間が足りない日も多い。
それでも目指す理由は、この資格が「取れたら便利」ではなく「この後の人生に絶対必要」と感じているからです。
成功する保証はどこにもありません。途中で挫折するかもしれない。それでも、ゼロから最難関に挑む過程を正直に残すことに価値があると思っています。次の記録では、簿記3級の勉強を実際に始めてどうだったか、独学の手応えを書きます。
まとめ
- 公認会計士は「差別化」になる国家資格。資格のないコンサルと明確に差がつく
- BIG4監査法人では、普通では会えない大企業の役員クラスと専門家として関われる
- 現場で多業種の財務を見る経験は、経営者・投資家になっても直接活きる
- 融資・経営判断・投資分析、すべてにおいて会計は共通言語
- ただし自分はまだ簿記3級も未受験。まず3級を独学で受けて、適性と進め方を決める
投資家になることが最終目標ですが、その前に会計という根っこをしっかり作っておくことが、長期的に見て一番の近道だと思っています。
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よくある質問
簿記を持っていなくても公認会計士は目指せますか?
目指せます。受験資格に制限はありません。ただし簿記の知識は土台になるため、まず簿記3級から始めるのが現実的です。自分もそこからスタートします。
なぜ経営者を目指すのに公認会計士なのですか?
会計は経営と投資の共通言語だからです。融資の交渉も、経営判断も、株の分析も、最後は数字を自分で読めるかどうかで精度が変わると考えています。
独学と予備校のどちらがよいですか?
公認会計士試験は範囲が広く、独学の難易度は高いのが一般的です。自分はまず簿記3級を独学で受けてみて、適性を確かめてから2級以降の進め方を決めます。
費用はどのくらいかかりますか?
予備校を使う場合、コースによって数十万円規模になります。学生には軽くない金額なので、先に簿記で適性を確かめる判断をしています。
合格までどのくらいかかりますか?
一般に数年単位の勉強が必要とされる試験です。短期間で終わる想定はせず、長期戦として計画しています。