投資の世界では「一度始めたら続けろ」「狼狽して売るな」と言われます。自分もそれが正しいと思っています。
でも、この前積み立てていた高配当株を売りました。金額は約3万5,000円。当時の自分の投資資産の、ほぼ全部です。
「え、それってやっちゃダメなやつでは?」と思う人もいるはず。自分でもそう思います。でも、あえて売りました。この記事は、その判断の裏側を正直に書いた記録です。
何を売って、何に使ったか
売ったのは、NISAで積み立てていた高配当株(投資信託)。金額にして約3万5,000円。少額ですが、コツコツ積み立ててきたもので、自分にとっては「初めて作った資産」でした。
そのお金を、何に使ったか。事業と、大学生活です。具体的には、
- このブログ(ZenBlog)のドメイン代
- Claude Code(AI開発ツール)などの、サービスを作るための費用
- そのほか、大学生活に必要なもの
つまり、「お金を生むかもしれない資産(株)」を、「お金を生む力を育てるための投資(事業)」に付け替えたわけです。
正直、罪悪感はありました
売るとき、罪悪感がなかったと言えば嘘になります。
せっかく「投資家になる」と決めて積み立ててきたものを、自分の手で崩す。「これでまたゼロに戻るのか」という気持ちも、確かにありました。投資を続けることの大切さは記事にも書いてきたので、自分の言葉と矛盾するようでもありました。
それでも売ったのは、「今のフェーズでは、株を持ち続けるより、事業に投じたほうが将来大きく返ってくる」と判断したからです。
なぜ「投資を売る」判断をしたのか
理由①:3万5,000円の投資リターンは、小さすぎる
正直な計算です。3万5,000円を年利5%で運用しても、1年の利益は約1,750円。バイト1回分にもなりません。
でも同じ3万5,000円を、ブログのドメインやサービス開発に使えば、それが将来お金を生む「事業」という資産になるかもしれない。今の自分にとっては、こちらのほうが期待値が高いと考えました。
理由②:今は「投資家」ではなく「自営業」のフェーズ
自分は「自営業→経営者→投資家」という順番で進むと決めています。今はその一番最初、自営業のフェーズです。
種銭(元手)が小さいうちに投資でリターンを狙っても、金額が小さすぎて人生は変わりません。それより、まず自分で稼ぐ力=入金力を上げることが先。入金力さえ上がれば、投資はあとからいくらでも本格化できる。順番を間違えないための決断でした。
理由③:ビジネスが成功すれば、巻き返せる
そして一番大きかったのが、この気持ちです。「これからビジネスが成功すれば、売った分なんて簡単に巻き返せる」と思えたこと。
3万5,000円を守ることより、その3万5,000円を使って事業を前に進めるほうが、自分の未来にとって価値がある。そう思えたから、罪悪感を飲み込んで売りました。
これは「万人におすすめ」ではない
誤解してほしくないのは、これは今の自分の状況だからこその判断だということです。
投資を安易に売り崩すのは、基本的にはおすすめしません。特に、生活費や生活防衛資金まで投資に回して、それを崩すのは危険です。自分の場合は、金額が小さく、崩しても生活に影響がなく、かつその資金を明確に「稼ぐ力を育てる事業」に使うという前提があったから選べた判断です。
「投資を続けるべきか、事業に回すべきか」に絶対の正解はありません。大事なのは、自分が今どのフェーズにいるかを考えて決めることだと思っています。
まとめ:今は、種を蒔く時期
- 積み立てていた高配当株(約3.5万円・ほぼ全資産)を売って、事業と大学生活に回した
- 罪悪感はあったが、「今は投資より入金力を上げるフェーズ」と判断した
- 少額の投資リターンより、事業に投じたほうが将来の期待値が高い
- ただし生活防衛資金まで崩すのは危険。あくまで自分の状況だからこその選択
今は、資産を育てる時期ではなく、資産を生む「力」を育てる時期。株を売ったお金でこのブログのドメインを買い、こうして記事を書いている。この選択が正解だったと、いつか胸を張って言えるように、事業を前に進めます。