
ウォーレン・バフェット。94歳にして純資産約15兆円、世界最高の投資家として半世紀以上君臨し続けている人物です。
「バフェットの投資哲学」漫画版は、そのバフェットの思考と手法を、わかりやすくマンガで解説した一冊です。分厚い原著を読む前の入門書として、あるいは投資を始めたばかりの人が「まず何を考えるべきか」を掴むのに最適です。
バフェットの投資哲学(漫画)→ Amazon
バフェット投資の3つの原則
本書を通じて繰り返し強調されるのは、シンプルな3原則です。
- 理解できるビジネスだけに投資する(自分の「サークル・オブ・コンピタンス」内に留まる)
- 競争優位性(経済的な堀)のある企業を選ぶ
- 割安なときに買い、長期保有する
これだけ聞くと「当たり前では?」と思うかもしれません。でも実際にこれを愚直に守り続けることがどれだけ難しいかが、バフェットの凄さの本質です。
「経済的な堀」とは何か
バフェットが最も重視する概念が「経済的な堀(Economic Moat)」です。城のまわりの堀が敵の侵入を防ぐように、企業が競合から守られる構造的な優位性のことを指します。
- コカ・コーラ:ブランド力と世界規模の流通網
- アメリカン・エキスプレス:富裕層ネットワークとブランド
- BNSF鉄道:物理的なインフラ(参入障壁が極めて高い)
「10年後もこのビジネスが存在し続けるか」という問いへの答えが堀の深さです。バフェットはこの問いに自信を持って「YES」と言える企業にしか投資しません。


