こんにちは。ぜんです。
先日1年あまりの海外赴任を経て、日本に帰国しました。
帰国間際はコロナの検査をしたり、引越しの準備をしたりとばたばたの生活でした。
飛行機は、デルタ航空を利用しましたが、コロナの対策で隣に人がこないように席はあけられていました。空席もいっぱいだったので、なかなか快適な空旅でした。
今日は、帰国するまでの引越しの段取りと、
アメリカからの帰国時に、どんな荷物をどんな方法でいつ頃送ったのか紹介していきたいと思います。
荷物の送り方は全部で3種類あります。
- 手荷物や預け入れ荷物として自分で持って帰る
- 航空便を使う
- 船便を使う
3つの方法について、具体的にどんなものか説明した後、実際に僕が送ったもの、これを送っておけばよかった。というものを紹介していきます。
何をいつ送るか事前にしっかりと計画をすることで、あれ?これ何で送ったっけ?とか、
全然荷物の仕分けができない~といった悩みが解決できるかと思います。
これから、帰国を考えている方の目安になれば幸いです。
海外引越しの流れ
まずはじめに、海外引越の流れについて紹介していきたいと思います。我が家はこのような段取りでした。
コロナの影響もあり、心配だったのでだいたい5ヶ月くらい前から動き始めました。
海外から荷物を日本に送る方法
手荷物・預け入れ荷物で自分で持って帰る
まず1つ目の方法は、手荷物や預け入れ荷物として持って帰る方法です。これは言わずもがな。
携帯電話や充電器のような毎日使うようなモノや貴重品、数日分の着替えなどを送るのがいいと思います。
パスポートや航空券はお忘れなく。また、コロナの水際対策で自分が帰国した時は、コロナの陰性検査証明も持ち合わせていかないといけませんでした。
自分は、だいたい、これから1週間の旅行に行くんだというくらいの感覚で準備をしました。
また、アメリカから帰る前日とかギリギリまで使っているものとかも、自分で持って帰るという手段を選ぶことになるでしょう。
航空会社やエコノミー・ビジネスによっても送れる荷物は変わります。自分の場合はデルタ航空を使いました。
エコノミークラスだったので、ひとり23kg×2個まで預け入れが可能でした。
デルタ航空では、アメリカから日本に向けての荷物はひとりあたり、
エコノミークラス:23kg×2個
ビジネスクラス:32kg×2個
となっていました。我が家は自分と妻でスーツケース計4個持って帰りました。
メリット: 持ち帰ったら、その日から使える
デメリット: 持ち帰られる量は限定的
航空便で荷物を送る方法
荷物は飛行機でも送ることができます。航空便で送るとだいたい2週間くらいで荷物が届くそうです。
なので、航空便はアメリカから帰国する直前に送れば大丈夫ですね。我が家は退去のタイミングに合わせて引越し業者にお願いをして航空便を送りました。
また、航空便は船便に比べて早く届きます。一方で、荷物を送れる容量や重さが船と比べて制限されます。我が家は航空便は約100kg。だいたい段ボール箱10箱程度送りました。
コロナの影響で荷物がなかなか届かない場合もある。ということを引越し業者の方も言っていましたが、我が家は2週間できちんと届きそうです。
航空便は船便と比べて、送る荷物の制限も厳しいようでした。もし新品の製品を送る場合は、レシートとかも一緒にいれておかないといけないみたいです。
メリット: 荷物を早く(2週間くらいで到着)日本に届けることができる
デメリット: 荷物を送れる量が限られている(僕の場合は最大140kg)
新品のものを送るにはレシートなどが必要。
船便で荷物を送る方法
さいごに船便で荷物を送る方法です。船便で送ると、だいたい2か月~3か月くらいで荷物が届くようです。
僕は、船便を2回に分けて送ることができました。
1便目は日本に帰国後ある程度早く使いたいものを、帰国の2か月くらい前に送付しました。
日本到着後1か月後くらいに届くイメージですね。
2便目は、航空便と同じタイミングで退去の日に合わせて、引越し業者にお願いしました。
こちらは、日本に帰国後3か月後くらいの到着予定になります。
2便目は、最後までアメリカでも使いたかったものを送っているので、帰国後の3か月どうやって過ごすかが悩みどころですよね。
我が家では、諦めてつなぎのものを買おうとしています。
実際に我が家は船便で、1便目に段ボール40箱分くらい送り、2便目に50個くらい送りました。
アメリカの家は、日本と比べてスケールも大きく、広くスペースを使えていましたが、はたしてこの荷物量が日本で住む家の大きさにフィットするのか不安になります。
メリット: 荷物を大量に送ることができる
重くて、大きな荷物も送ることができる
デメリット: 荷物が届くまでに時間がかかる
手荷物・預け入れ荷物として携行すべきもの 15選!
僕の経験をもとに、手荷物・預け入れ荷物として携行すべきものを厳選して紹介していきます。
手荷物・預け入れ荷物として携行すべきもの11選
- 携帯
- パソコン
- タブレット
- 財布
- パスポート
- Kindleなどの電子書籍端末
- モバイルバッテリー+ケーブル
- アイマスク、ネックピロー
- マスク(コロナ対策もありますが、乾燥しやすいので)
- 普段から服用している薬
- 化粧品
- 洗面道具
- ドライヤー
- お土産 (会社や家族・友人にすぐに渡したい場合)
- 1週間分の衣服、靴、かばん
僕は薬を携行でもっていくのを忘れてしまいました。とりあえず、隔離生活があけるまでは病院にいけないので、家族に薬局で買ってきてもらってその場しのぎ。ちゃんと計画して荷造りしておけばよかったと後悔です。
約半日のフライト中はKindleが大活躍でした。
航空便でアメリカから日本に送ったもの
僕が航空便で実際に送ったものをベースに厳選して紹介していきたいと思います。
- 衣服(日本の帰ってすぐの季節にあったもの)
- 靴、サンダル (手荷物にするにはかさばるけど、何足かあると便利)
- カバン数個
- かさばらない文房具や雑貨類
書いてて思いましたが、航空便って意外と送るものの種類が少なかったです。
大きくて重いものはなかなか送りづらいし、となると実際衣服とかくらいしか送るものがなくなってしまいますね。これでも全然困ることはなさそうです。
船便で送ったもの、1回目と2回目をそれぞれ紹介
僕はここが一番迷いました。基本的には船便だったらなんでも送れちゃいます。
ただ、ネックになるのが到着までに時間がかかること。
なので、しっかりと戦略を立てておかないとあとあと、もうすぐで届くものを購入したり、後悔することになるかもしれません。
大物の家具や家電製品をどちらのタイミングで送るのかが勝負の分かれ目になってきます。
船便の1便目で送ったもの
船便の1便目は帰国の2か月前くらいに送りました。
実際に届くのは帰国してから1か月後くらいです。
なので、戦略としては、このようなものを送ることになります。
アメリカで2か月間なくても生活ができて、でもできることなら日本に帰って早く使いたい大きなもの
- ベッド、マットレス
- 衣服(季節はずれの服)、靴
- 趣味セット(キャンプ用品、釣り具、スノーボード)
- 書籍 (主に趣味)
- ローデスク (臨時用)
ベッド・マットレスはこのタイミングで送ったので、2か月間ベッドなしの生活をすることになりました。
最初は、ソファで寝たりしていましたが、耐えきれなくなり、安いマットレスを購入してしのいでいました。
そのマットレスは、日本に持ち帰っても使わないので結局処分しましたが、これが一番コスパが良かったと思います。
他の大物家具のダイニングテーブルやソファ、仕事用の机とかは、アメリカでまだ使いたかったので、2便目に送ることにしました。
船便の2便目で送ったもの
さいごは船便の2便目です。基本的に生活に必要なものは、このタイミングまで送らずに残していました。
実際に送るのは日本に帰国する3日前とかになりました。この荷物が日本に到着するのは帰国後3か月後とかになりそうです。さすがに3か月ないと困るようなものもありそうですが、また3か月後にどうなっていたか報告してみたいと思います。
不慣れなアメリカで必要なものがない。となる方が困ると思ったので、日本に帰ってから使いたいものがない。となる状況を諦めることにしました。
もしかしたら、待ちきれずに同じものを買ってしまっているかもしれません。でもどうしようもないです。
- ソファ
- テレビ
- キッチン用品
- ダイソン掃除機、ルンバ
- ダイニングテーブル、チェア
- オフィスデスク、チェア
- パソコンのサブディスプレイ
- 残っている衣服、靴、かばん
- 使い切れない化粧品
- オーブンレンジ
- 布団セット
- デスク周りの文房具
- 書籍(主に仕事の参照用とかで使っていたもの)
- プリンター
番外編 アメリカの家具・家電備え付き事情と断捨離
皆さん、僕の荷物リストをみて不思議に思ったことはないでしょうか?
そうです。アメリカで住んでいたアパートには冷蔵庫、食洗器、洗濯機、エアコンといった白物家電が備え付きでついていました。一方で、机とか棚、ベッドといった家具は一切ついていませんでした。
また、アメリカはごみの処分のルールがめちゃくちゃ緩いです。日本みたいに分別なんておかまいなし。
大きなものでもアパートに備え付きのゴミ収集箱にいれておけば、回収してくれます。
ということで、赴任期間中に使わなかったモノはほとんど処分しちゃいました。断捨離も成功です!
まとめ
今日は、
- アメリカから日本に帰ってくるまでの引越しの段取り
- 荷物を日本に送る方法
- 各荷物輸送方法でどんなものを送るといいか
について紹介していきました。
海外から日本に帰国する際の参考になれば光栄です。
では、また。