こんにちは。
今日は、アメリカのグランドサークル旅行中に、スピードオーバーで警察に捕まった話をしようと思います。
アメリカの道は日本よりも広く直線が続いているので、スピードを出したくなってしまいますが、警察もたくさんはっています。もし、同じように警察に捕まるようなことがあった方の参考になればと思います。
- 警察に捕まった時の状況
- 警察に呼び止められてからの流れ
- 警察とのやりとりで気を付けなければならないこと
- 結局、どういう違反になったのか
について、詳細を記載していきたいと思います。
アメリカンポリスに捕まった時の状況
ラスベガスでレンタカーを借りて、グランドサークルへ向けて東に走行中。キングマンという町を超えて、I40という道を走行していました。車は目立たないシルバーのセダン。
レンタカーでは車を選ぶことができて、もう一台は真っ赤なセダンだったのですが、そっちにしていたらもしかしたら結果が変わっていたかも?警官の印象が変わったかもと思ったり。
75マイル制限のところを、おおよそ85マイルくらいで右側車線を走行していました。周りにはちらほらと車がいた程度で、平坦・直線でガラガラのすいている道でした。周りの車も同じくらい、あるいはそれ以上のスピードで走っていました。
しばらく走行していると、後ろからSUVのアメリカンパトカーが一定の間隔をあけてついてきます。ただ、日本みたいにサイレンも鳴らさないですし、車間も結構空いているので、まさか自分じゃないだろう。と。
しかし、やたらと後ろからついてきているので、よく見てみると警告灯が光っているような。おそるおそるウィンカーを出して右によせてみると、パトカーも同じように右にくるではありませんか。
あ、やっちゃった。どうなるんだろう。。。罰金いくらなんだろ?まさか裁判所に出廷とかもあるのかな?等 いろいろな思いが頭をよぎります。
路肩によせてから警察が来るまでの流れ
右側の路肩に車を寄せていると、警察もすこし後ろに車をとめ、路肩を歩いてきています。若いハンサムな男性でした。
助手席側から来たので、ドアはあけずに窓だけ開けると警察がのぞき込んできました。不審な動きをすると撃たれると聞いたことがあるので、極力動かず指示されたこと以外は何もしないようにしました。
こんにちは。旅行ですか?ニコっ
ハ、ハロー、、、ドキドキ
手はハンドルに。。。
学生ですか?カリフォルニアからきたの?
・・・・Pardon?
英語通じなかったら、見逃してくれないかな?・・・
優しく、同じこともう一度聞いてくれる。カリフォルニアから来た学生?
No
なんで、カリフォルニアが出てきたんだろ???まあいいや。
なんで止められたかわかる?
助手席の同乗者と顔を見合わせ..日本語で英語はしゃべらないでおこう。笑
・・・Sorry?
10mphスピードがオーバーしていました。IDありますか?
(あとから調べたら、アリゾナの10マイルオーバーは結構重いようです)
よく分かってない感を出し、何も回答はせずに、Pardon&Sorryやりとりをしたあと、国際免許証を出す。(どこに入っているかは伝えて、確認してから出した方がいい)
警察官は、パスポートと国際免許をもって、後ろのパトカーに戻っていきました。
とりあえず、「英語わからない日本人で、国際免許証とパスポートしかもってない」という設定にして、恩赦を期待しています。待っている間、ネットでスピード違反を調べていると、アメリカはスピードオーバーでも裁判に行かないといけないだとか。。犯罪者になってしまうのか?とかビクビクです。
違反切符をもらう
警察官が後ろのパトカーにいってから10分くらい経ってからでしょうか。こちらに歩いて戻ってきました。
すると、違反の紙を渡されました。内容をみると、警告となっていて、スピードでもないようです。あれ?もしかして温情もらえた?
あれ?80マイルになっている。どうやらイケメン警察官が、5マイル温情かけてくれたようです。
でも実際どうなるんだろう?いきなり英語しゃべりだすのもあれなので、What is this ?くらいで確認すると、
どうやら、これは警告です。とのことでした。ゆっくり安全運転してくださいね。とありがたいことに、警告だけで終わらせてくれました。
まとめ
今回、筆者が警告だけで終わらせてもらえたのは、なぜだかは分かりません。
・本当に実は10マイルオーバーしてなかった?
・国際免許証で手続するのは面倒くさい?
・警察官の気分が良かった?
・英語わからない日本人だから温情かけてくれた?
等々、いろいろな推測ができますが、何が言いたいかというと、
安全運転しましょう。
です。アメリカは警察が高速道路でめちゃくちゃはっていますし、10マイルオーバーとかでもすぐ捕まってしまいますし、裁判所まで話に出てきます。
スピード違反で捕まっていいことなんて何もありません。
が、今回は特別に、国際免許しか持っていない、英語のわからない日本人は温情を貰えました。
では、安全運転をしましょう。また。