「暗号資産って結局どうなの?」——気になっている人は多いと思います。
自分は21歳で、実際に暗号資産(仮想通貨)とNFTに合計1万円ほど投資してみました。結果は、1年で約-32%。正直に言うと、負けています。この記事は、その全記録と、そこで感じた「これはババ抜きかもしれない」という気づきを、包み隠さず書いたものです。
※この記事は個人の体験と感想であり、特定の暗号資産の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

何に、いくら投資したのか
使った金額は合計で1万円ほど。少額ですが、「一通り体験してみる」ことを目的に、あえて幅広く手を出しました。
- 主要通貨:ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)
- アルトコイン多数:XRP・ADA・SOL・LINK・BNB・ARB・ATOM・SUI・MATIC など
- ステーキング:MetaMaskでETHを預けて利回りを得る
- NFT:Kitaro Worldの「Kitaro #713」を購入
複数の取引所とウォレットにまたがって、少額ずつバラバラに。仮想通貨の世界を、自分の手で一通りなぞってみた感じです。
銘柄ごとの内訳(2026年5月時点)
「少額ずつバラバラに」と書いてもイメージしにくいと思うので、実際の評価額をそのまま出す。
| 銘柄 | 評価額 |
|---|---|
| ビットコイン(BTC) | ¥2,424 |
| イーサリアム(ETH) | ¥1,510 |
| ソラナ(SOL) | ¥640 |
| カルダノ(ADA) | ¥504 |
| リップル(XRP) | ¥381 |
| チェーンリンク(LINK) | ¥219 |
| BNB | ¥128 |
| NEAR | ¥56 |
| ATOM | ¥40 |
| ARB | ¥15 |
| 合計 | 約¥5,958 |
一番大きいBTCでも2,424円。下のほうはARBの15円まである。取引所も国内の取引所・Coincheck・Binanceの3つにまたがっていて、SOL・NEAR・ATOMはBinanceのEarnでステーキングに回している。
この内訳は2026年5月時点のスナップショットで、記事冒頭の「1年で約-32%」は1年経過時点の集計です。暗号資産は日々動くので、数字は見る時期によって変わります。
並べてみて自分でも思ったのは、ここまで分散する意味はあったのかということでした。10銘柄に分けた結果、1銘柄あたり数百円。どれが上がっても資産への影響はほぼなく、逆にどれが消えても痛くない。「一通り体験する」という目的なら正解でしたが、増やす目的なら完全に失敗の形です。
結果:1年で約-32%
そして1年後。トータルの成績は約-32%でした。1万円が7千円弱に目減りしたイメージです。

金額が小さいので致命傷ではありません。でも、この「負け」を通じて得た気づきのほうが、失った数千円よりずっと価値がありました。
やってみて見えた「ババ抜き」の構造
実際に自分のお金を入れて値動きを毎日見ていて、一番強く感じたこと。それは、「多くの暗号資産は、“次に買ってくれる人がいるか”を賭けるババ抜きに見える」ということでした。
レンディングやステーキングで利回りが得られるものもあります。でも、その通貨そのものの価値がどこから来るのかが、多くの場合わからない。

株なら → 企業の利益という裏付けがある
不動産なら → 家賃収入という裏付けがある
多くのアルトコインは → 「みんなが値上がりを期待しているから上がる」以上の根拠が見えない
値上がりを期待して買う人が途切れた瞬間に終わる。最後にババを持っていた人が負ける。そういう危うさを、身銭を切って初めてリアルに感じました。
ただし「全部がダメ」とは思っていない
誤解してほしくないのは、暗号資産のすべてをババ抜きだと思っているわけではないということです。
- イーサリアム(ETH)のように、スマートコントラクトという明確な用途があるもの
- XRPのように、送金・決済に特化して実需があるもの
こうしたユースケース(使い道)がはっきりしているものは、単なる値上がり期待だけのコインとは別物だと考えています。技術としての可能性は、今も否定しません。



