暗号資産に1万円投資して1年で-32%になった記録

21歳が暗号資産とNFTに合計1万円を投資し、1年で約-32%になった実体験。BTC¥2,424・ETH¥1,510など10銘柄の内訳を全公開し、なぜ「ババ抜き」に見えて手を引いたのかを冷めた目線で総括します。

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目次10項目・約9分で読めます
  1. 何に、いくら投資したのか
  2. 銘柄ごとの内訳(2026年5月時点)
  3. 結果:1年で約-32%
  4. やってみて見えた「ババ抜き」の構造
  5. ただし「全部がダメ」とは思っていない
  6. NFTも買ってみた感想
  7. 今のスタンス:期待半分、傍観半分
  8. まとめ:1万円で買えた「体験」は安かった
  9. あわせて読みたい
  10. よくある質問
  11. Q. 暗号資産は少額でも始めるべき?
  12. Q. なぜ暗号資産をやめた(傍観に切り替えた)の?

「暗号資産って結局どうなの?」——気になっている人は多いと思います。

自分は21歳で、実際に暗号資産(仮想通貨)とNFTに合計1万円ほど投資してみました。結果は、1年で約-32%。正直に言うと、負けています。この記事は、その全記録と、そこで感じた「これはババ抜きかもしれない」という気づきを、包み隠さず書いたものです。

※この記事は個人の体験と感想であり、特定の暗号資産の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

暗号資産の保有一覧(BTC・ETH・XRP・ATOM・ADA)
実際の保有一覧。BTC・ETH・XRPなどを少額ずつ。

何に、いくら投資したのか

使った金額は合計で1万円ほど。少額ですが、「一通り体験してみる」ことを目的に、あえて幅広く手を出しました。

  • 主要通貨:ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)
  • アルトコイン多数:XRP・ADA・SOL・LINK・BNB・ARB・ATOM・SUI・MATIC など
  • ステーキング:MetaMaskでETHを預けて利回りを得る
  • NFT:Kitaro Worldの「Kitaro #713」を購入

複数の取引所とウォレットにまたがって、少額ずつバラバラに。仮想通貨の世界を、自分の手で一通りなぞってみた感じです。

銘柄ごとの内訳(2026年5月時点)

「少額ずつバラバラに」と書いてもイメージしにくいと思うので、実際の評価額をそのまま出す。

銘柄評価額
ビットコイン(BTC)¥2,424
イーサリアム(ETH)¥1,510
ソラナ(SOL)¥640
カルダノ(ADA)¥504
リップル(XRP)¥381
チェーンリンク(LINK)¥219
BNB¥128
NEAR¥56
ATOM¥40
ARB¥15
合計約¥5,958

一番大きいBTCでも2,424円。下のほうはARBの15円まである。取引所も国内の取引所・Coincheck・Binanceの3つにまたがっていて、SOL・NEAR・ATOMはBinanceのEarnでステーキングに回している。

この内訳は2026年5月時点のスナップショットで、記事冒頭の「1年で約-32%」は1年経過時点の集計です。暗号資産は日々動くので、数字は見る時期によって変わります。

並べてみて自分でも思ったのは、ここまで分散する意味はあったのかということでした。10銘柄に分けた結果、1銘柄あたり数百円。どれが上がっても資産への影響はほぼなく、逆にどれが消えても痛くない。「一通り体験する」という目的なら正解でしたが、増やす目的なら完全に失敗の形です。

結果:1年で約-32%

そして1年後。トータルの成績は約-32%でした。1万円が7千円弱に目減りしたイメージです。

暗号資産の損益。1年比マイナス31.9%
1年で-31.9%。負けは正直に公開します。

金額が小さいので致命傷ではありません。でも、この「負け」を通じて得た気づきのほうが、失った数千円よりずっと価値がありました。

やってみて見えた「ババ抜き」の構造

実際に自分のお金を入れて値動きを毎日見ていて、一番強く感じたこと。それは、「多くの暗号資産は、“次に買ってくれる人がいるか”を賭けるババ抜きに見える」ということでした。

レンディングやステーキングで利回りが得られるものもあります。でも、その通貨そのものの価値がどこから来るのかが、多くの場合わからない。

取引所のステーキング運用画面。APR0.16〜0.4%
ステーキング(運用)画面。利回り自体は確かにあった(APR 0.16〜0.4%など)。

株なら → 企業の利益という裏付けがある
不動産なら → 家賃収入という裏付けがある
多くのアルトコインは → 「みんなが値上がりを期待しているから上がる」以上の根拠が見えない

値上がりを期待して買う人が途切れた瞬間に終わる。最後にババを持っていた人が負ける。そういう危うさを、身銭を切って初めてリアルに感じました。

ただし「全部がダメ」とは思っていない

誤解してほしくないのは、暗号資産のすべてをババ抜きだと思っているわけではないということです。

  • イーサリアム(ETH)のように、スマートコントラクトという明確な用途があるもの
  • XRPのように、送金・決済に特化して実需があるもの

こうしたユースケース(使い道)がはっきりしているものは、単なる値上がり期待だけのコインとは別物だと考えています。技術としての可能性は、今も否定しません。

MetaMaskのETHステーキングとNFT(Kitaro #713)
MetaMaskでのETHステーキングと、購入したNFT「Kitaro #713」。

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NFTも買ってみた感想

NFT(Kitaro #713)も実際に買ってみました。デジタルアートを「所有」する感覚は新鮮でしたが、正直なところ、これも「次に欲しい人がいるか」に価値が大きく左右される点では、アルトコインと似た危うさを感じました。話のタネとして体験できたのは良かったです。

今のスタンス:期待半分、傍観半分

もともと自分は、暗号資産にはどちらかというと期待側の人間でした。これからの技術だと思っていたし、今もその可能性を信じている部分はあります。

でも、実際に1万円を投じてみた今の結論は、「期待半分、傍観していたい半分」。これからの暗号資産には、期待と不安が入り混じっています。

だから今は、大きく賭けることはしません。少し持ったまま、冷静に様子を見ていく——整理していく方向に落ち着きました。自分は分配金のような“裏付けのあるインカム”が好きな投資スタイルなので、そもそも暗号資産とは相性がそこまで良くなかった、というのも大きいです。

まとめ:1万円で買えた「体験」は安かった

  • 暗号資産・NFTに合計1万円投資して、1年で約-32%
  • 多くのアルトコインは「次に買う人がいるか」のババ抜きに見えた
  • ただしETH・XRPなど、明確な用途があるものは別物と考えている
  • 今は期待半分・傍観半分。裏付けのあるインカム投資を軸にする

数千円は負けましたが、「自分は暗号資産とどう付き合うか」を身銭を切って体験できたことは、むしろ安い授業料だったと思っています。触れずに批判するより、少額でも試して自分の答えを出せたのは良かったです。

あわせて読みたい

よくある質問

Q. 暗号資産は少額でも始めるべき?

「体験してみたい」なら、失っても困らない少額で試すのはアリだと思います。自分は1万円で、暗号資産とどう付き合うかの答えを出せました。ただし生活資金でやるのは避けるべきです。

Q. なぜ暗号資産をやめた(傍観に切り替えた)の?

多くのアルトコインに価値の裏付けが見えず、「次に買う人がいるか」のババ抜きに感じたためです。加えて、自分は分配金のような裏付けのあるインカムを重視する投資スタイルで、相性が良くありませんでした。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取引や投資を勧誘するものではありません。投資・購入に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。掲載内容には正確を期していますが、その完全性・最新性を保証するものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。

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