19歳でNISAを始めました。2年近く続けてみて、最初に思い描いていたこととのズレが、いくつかあります。
これは失敗談ではありません。やってみてわかったことです。同じように「NISAを始めたけど何かしっくりこない」と感じている人に読んでほしい記事です。
誤算① 入金力のなさを実感した
NISAを始める前の自分は、なんとなく「積み立てれば増える」と思っていました。でも実際にやってみると、現実は単純ではありません。
月1万円を積み立てると、年間12万円。仮に年利4%で運用したとして、10年後に約147万円になります。
悪くない。でも「資産1億円」という目標と照らし合わせると、どう考えても数十年かかる。
問題は「毎月いくら入れられるか」=入金力なんです。
月1万円と月10万円では、10年後の資産に10倍近い差が生まれます。運用利回りを1〜2%上げるより、入金力を上げるほうが資産形成のスピードに圧倒的に効く。これがNISAを続けて気づいた最大の誤算でした。
誤算② 資金が少ないと「大きな手を打てない」
私が本当にやりたい投資は、セクター集中投資です。日本株の特定の業種に資金を集中させ、中長期で大きなリターンを狙う投資スタイル。
でも、これは資金がある程度まとまっていないと意味がありません。
1489(日本高配当ETF)や1343(J-REIT ETF)のような高配当ETFを積み立てながら、セクター分析を深めてSCENARIO RIDEというツールまで作りましたが、元手が少ない今の段階では、大きなリターンは期待しにくい。
株式投資の世界では、「種銭の大きさが投資の可能性を決める」という現実があります。これは誤算というより、やってみてわかった構造的な問題です。
誤算③ 「投資家になる」の順番を間違えていた
もともと私は「まず投資を始めよう」と思っていました。でも今は考えが変わっています。
投資で数十億・数百億を動かすような本当の意味での投資家というのは、最初から投資家だったわけではない人が多い。事業で稼いだ資金を、投資に回しているケースがほとんどです。
私が目指しているのは、この順番です。
今は「自営業」のフェーズです。このZenBlog、そして日本株分析ツールのSCENARIO RIDEを育てながら収益を作り、次のステップへ進む準備をしています。
その後は、営業代行会社の設立、宅建を取得して不動産会社の経営へ。そこで積み上げた資金を元手に、数億円規模の投資ができる状態を作る。それが「経営者から投資家へ」の移行です。
最終的には、数十億・数百億を自分の判断で動かす投資家になることが夢です。今は青写真ですが、一つ一つ形にしていくつもりです。
また、経営者・投資家として動くにあたって、公認会計士の資格取得も目指しています。資格が直接必要なわけではありませんが、不動産事業のような大きな事業を進めていく上で、融資を受ける交渉や、経営判断の場面で会計の知識は不可欠だと感じています。財務諸表を自分で読めて、数字で経営を語れる状態を作っておくことが、将来の土台になると考えています。
それでもNISAを続ける理由
誤算があったとはいえ、NISAはやめていません。毎月1万円、1489と1343を積み立て続けています。
理由はシンプルで、「習慣として続けることに意味がある」からです。
月1万円でも10年続ければ資産になります。入金力が上がったときに金額を増やせばいい。今は量より「仕組みを作って維持する」ことを優先しています。
入金力を上げることが先。その入金力を上げるために事業をやる。事業が軌道に乗れば投資に回す資金が増える。このサイクルを回すことが、21歳の今やるべきことだと思っています。
まとめ:NISAは手段であって目的ではない
- 入金力がなければ、どれだけ投資の知識があっても資産は大きく増えない
- セクター集中投資・高配当ETFは「資金がまとまってから本領を発揮する」
- 「投資家になる」前に「稼げる人間になる」ことが先
- 今のNISAは「習慣づくり」と「将来の仕込み」の位置づけ
NISAは正しい制度です。でも万能ではない。自分の状況を正直に見た上で、何を優先するかを決めることが大切だと感じています。