
「もっと頑張れば成果が出る」という思い込みを壊してくれる本です。
著者はエッセンシャル思考でも有名なグレッグ・マキューン。エッセンシャル思考が「何に集中するか」を教えてくれる本なら、エフォートレス思考は「どうやれば最小の努力で最大の成果を出せるか」を教えてくれます。
この本が言いたいこと
一言でいうと「努力量を増やすのではなく、やり方を変えよ」です。
頑張り続けることを美徳とする文化の中で、この本は「ちゃんと休む」「仕組みを作る」「一度の行動で繰り返し成果を出す構造にする」という真逆のアプローチを提案します。
21歳で事業を3つ並行して動かしている自分にとって、これは刺さりました。気合いで全部やろうとすると消耗するだけで、成果が出ない。仕組みを作って回るようにしないと、ずっと同じところで走り続けることになる。
特に印象に残ったこと
「残余成果」という概念が面白かったです。一度作ったものが、何度もリターンをもたらす仕組みのこと。ブログの記事、YouTube動画、マニュアル、テンプレート——こういうものは作るのに時間がかかるけど、あとはずっと働き続けてくれる。
ZenBlogもその一つです。一度書いた記事が検索から読まれ続ける。努力を今に集中させるより、将来への仕組みに集中させる方が長期的に効率がいい。
もう一つ印象的だったのが「物事を難しくしているのは自分自身」というメッセージ。仕事を複雑にしすぎている、手順が多すぎる、完璧を求めすぎている——こういう「自分で作ったハードル」を取り除くことが最初の一歩という考え方。
エッセンシャル思考と合わせて読む
エッセンシャル思考を読んでいる人は、セットで読むことをおすすめします。
- エッセンシャル思考:何をやるかを決める(やることを絞る)
- エフォートレス思考:どうやるかを決める(やり方を楽にする)
両方読むと「重要なことだけに、最小の努力で取り組む」という最強の組み合わせができます。


