
日本で300万部超のベストセラー。ずっと「自己啓発系でしょ」と思って後回しにしていたけど、読んだら全然違った。哲学の本でした。
対話形式で読みやすく、「青年」と「哲人」がアドラー心理学について議論しながら進んでいきます。
一番刺さった話:課題の分離
この本で最も重要な概念は「課題の分離」です。
「これは誰の課題か」を考えて、他人の課題に踏み込まない。自分の課題に他人を踏み込ませない。これだけで人間関係のストレスが激減するという話です。
BANSOUで営業をやっていると、「相手がどう思うか」をすごく気にしてしまう。でも「相手がどう思うか」は相手の課題であって、自分の課題ではない。自分の課題は「誠実に提案する」ことだけ。これは営業に直接使える考え方でした。
「承認欲求を捨てろ」の意味
タイトルの「嫌われる勇気」が意味するのは、「誰かに嫌われることを恐れずに自分の人生を生きろ」ということ。
承認欲求(他人に認められたい欲)を満たすために生きると、常に他人の評価に振り回される。これはSNSを使っている現代人全員に刺さる話だと思います。
自分もフォロワー数や「いいね」が気になる瞬間があるけど、それは承認欲求に引っ張られているというわけで、読んでから少し楽になりました。
「目的論」という考え方
アドラー心理学のもう一つの柱が「目的論」。人は過去の原因に支配されているのではなく、今の目的のために行動しているという見方。
「過去のトラウマがあるから〇〇できない」というのは、本当はできない理由を過去に求めているだけで、実際は「やらない目的」があるだけだという考え方。厳しいけど、的を射ていると思う。


