「ジェイソン流お金の稼ぎ方」要約・感想|入金力

厚切りジェイソン『ジェイソン流お金の稼ぎ方』の要約と感想。節約して投資するだけでは感じていた入金力への疑問と、収入を増やして投資の種銭をつくる考え方を解説します。

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目次10項目・約6分で読めます
  1. 投資の前に「稼ぐ力」
  2. 「節約して投資する」だけでは、もやもやが残った
  3. 入金力は「利回り」より自分で変えやすい
  4. 『稼ぎ方』を読んで、資産形成の全体像がすっきりした
  5. 21歳の自分に刺さったこと
  6. 読むべき人
  7. まとめ
  8. 「種銭」を作る具体的な順番
  9. この本と合わせて読むなら
  10. よくある質問

ベストセラー『ジェイソン流お金の増やし方』の続編です。前作が「節約して投資する」話だったのに対し、こちらは「そもそも投資する元手(種銭)がない人はどうするか」に答える本です。

投資の前に「稼ぐ力」

お金を増やす前に、まず稼ぐ・収入を増やす。当たり前だけど見落としがちな順番です。資産形成の初期は、投資のリターンより「入金力」の方が結果を左右します。これはジャスト・キープ・バイング(Amazon)やサイコロジー・オブ・マネー(Amazon)でも語られる本質です。

「節約して投資する」だけでは、もやもやが残った

前作『ジェイソン流お金の増やし方』は、支出を減らし、余ったお金を投資へ回すという非常に分かりやすい内容でした。ただ、自分には入金力をどう高めるのかという点でもやもやが残っていました。

節約には即効性があり、減らした支出はそのまま手元に残ります。資産形成を始めるうえで欠かせない考え方です。一方、削減できる支出には限界があります。毎日の楽しみや経験まで削りながら投資額を増やす生活には、「自分が目指したい資産形成はこれなのだろうか」という違和感がありました。

質素な生活を続けること自体が目的になってしまうと、将来のために現在の人生を我慢し続けることにもなります。もちろん何に幸福を感じるかは人それぞれですが、自分としては、生活を極端に小さくすることよりも、提供できる価値を増やして収入を伸ばし、その一部を投資へ回すほうが納得できます。

入金力は「利回り」より自分で変えやすい

資産形成というと、より高いリターンの商品を探すことに目が向きます。しかし投資の利回りは自分で完全にコントロールできません。相場が上がる年もあれば、下がる年もあります。

一方で、仕事の能力を高める、転職する、副業を始める、事業をつくるなど、収入を増やすための行動は自分で改善できます。特に運用資産がまだ小さい時期は、利回りを少し上げることより、毎月投資へ回せる金額を増やすほうが資産額への影響は大きくなります。

方法強み限界・注意点
節約するすぐ始められ、効果が確実削減額には上限がある
収入を増やす入金力の上限を広げられる時間・学習・挑戦が必要
運用利回りを追う元本が大きいほど効果が大きいリスクも増え、結果を制御できない

『稼ぎ方』を読んで、資産形成の全体像がすっきりした

本書は、前作で感じていた違和感に「まず稼ぐ力を高めればよい」という答えを与えてくれました。節約か収入アップかの二者択一ではなく、無駄な支出は減らしつつ、収入そのものを伸ばし、増えた余剰資金を長期投資へ回すという流れです。

  1. 稼ぐ力を高める:仕事・副業・事業で提供できる価値を増やす
  2. 生活水準を急に上げない:収入が増えた分をすべて使わない
  3. 入金力を高める:毎月投資へ回せる余剰資金を増やす
  4. 長期で運用する:前作で学んだ分散投資を継続する

「投資額を増やすには、もっと生活を切り詰めなければならない」と考えるのではなく、「自分が稼げる金額を増やせば、今の生活を守りながら投資も続けられる」と考えられるようになりました。自分にとって本書は、資産形成における入金力の位置づけをすっきり整理してくれた一冊です。

実際の投資先と超分散の考え方は、前作の『ジェイソン流お金の増やし方』の感想(Amazon)で詳しく紹介しています。

21歳の自分に刺さったこと

自分はBANSOUという営業の事業をやっていて、まさに「種銭を作る」フェーズ。今の自分には「稼ぐ力を上げる」方が圧倒的に効く。この本はその順番を肯定してくれました。

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読むべき人

  • ✅ 投資に回すお金がない・少ない人
  • ✅ 収入を増やしたいが何をすればいいか分からない人
  • ✅ 前作『お金の増やし方』を読んだ人

まとめ

「増やす」の前に「稼ぐ」。投資ブームの中で見落とされがちな、お金の入り口の話をしてくれる本です。前作とセットで読むと全体像がつかめます。

「種銭」を作る具体的な順番

著者ジェイソンが強調するのは、稼ぐ前に「お金の流れを可視化する」ことです。

  1. 収支を把握する:何にいくら使っているか把握していない人は多い
  2. 固定費を削る:携帯・保険・サブスクから手をつける
  3. 収入を増やす:副業・スキルアップ・転職。固定費削減が先
  4. 余剰を投資に回す:ここでやっとNISAや積立の出番

自分がBANSOUで営業代行を始めたのも「入金力を高める」フェーズ。投資のリターンを追うより、今の自分には稼ぐ力を高めるほうが大きく効く——この本はその判断を肯定してくれました。

この本と合わせて読むなら

稼ぐ力を上げた後はジャスト・キープ・バイングで「増やす」の実践を学ぶのがおすすめです。

よくある質問

前作を読んでいないと分かりませんか?

単体でも読めますが、前作とセットで読むと「稼ぐ→節約→増やす」の流れが完成します。

具体的な稼ぎ方が書いてありますか?

副業マニュアルというより「稼ぐための考え方」が中心です。自分に合った稼ぎ方を見つける土台になります。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取引や投資を勧誘するものではありません。投資・購入に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。掲載内容には正確を期していますが、その完全性・最新性を保証するものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。

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