この記事は、営業でメンタルがやられていて、もう少し楽に動けるようになりたいという人に向けて書いています。

正直に言う。営業代行(BANSOU)をやっていて、メンタルがやられることばかりだ。
断られる。無視される。アポが取れない日が続く。そんな日々の中で、この本を読んだ。
読み終えたとき、自分の中で何かが変わっていた。「また行ってみようかな」と素直に思えていた。
この本のコンセプト:営業はゲームだ
表紙を見れば一目でわかる。ドット絵のキャラクター、「SALES QUEST」の文字。営業をゲームとして捉えるコンセプト本だ。
著者の半沢ツヨシ氏は13年連続・年間2億円を売り上げるトップセールス。そんな人物が「営業は話術・経験・人柄が大事」という定説を否定し、別の視点を提示する。
この本は具体的な営業手法の本ではない。営業に関するメンタル本だ。
なぜ仕事よりゲームにハマれるのか
自分なりに考えてみると、ゲームにハマれる理由は3つある。
① 結果が分かりやすい
経験値・レベル・スキルポイント——数値で成長が見える。もしゲームで経験値が表示されず、レベルアップもほぼなかったら、その会社は倒産しているかもしれない。それくらい「見える化」は人間のモチベーションに直結する。
② スピード感がある
序盤はどんどんレベルが上がる。スキルが解放される。強くなっている実感がある。仕事の成長は見えにくいが、ゲームは体感できる速度で成長させてくれる。
③ リスクがない
ゲームオーバーになっても何度でもやり直せる。セーブさえしておけばいい。失敗が致命傷にならないから、果敢に挑戦できる。
——ここまで整理すると見えてくる。
営業も実は、ゲームと同じ構造をしている。
- 他の職種より結果が分かりやすい(受注・失注がはっきりしている)
- 結果が年収に直接影響しやすい
- 何度でも挑戦できる(営業先はほぼ無限にある)
だったら、ゲームのようにやれば最強じゃないか。
読んで自分に起きた変化
この本を読む前の自分は、営業先に向かうたびに「また断られるかも」という気持ちが先に来ていた。
読んだ後は違う。小学生のころ、ポケモンやドラクエで「このジムリーダー、ちょっと無理かもしれないけど挑戦してみよう」と思って画面に向かっていたあの感覚が戻ってきた。
負けても終わりじゃない。経験値が積まれて、次は少し強くなって戻ってこればいい。そう思えるようになった。
営業は断られることが前提の仕事だ。でも「断られた=失敗」ではなく、「断られた=経験値を得た」と解釈できるかどうかで、続けられるかどうかが変わる。


