この記事は、「投資の本を読みたいけど、多すぎてどれから読めばいいか分からない」という人に向けて書いています。
投資の本は、大きく分けると「インデックス投資の本」「お金と心理の本」「個別株の本」の3つです。いきなり個別株の本から入ると、土台がないまま売買を始めてしまい、暴落で手放すことになりがちです。
このブログで書評を書いてきた本の中から、初心者が読む順番どおりに13冊を並べました。1冊ずつ、向いている人と書評へのリンクを付けています。
迷ったら、この3冊から
① ほったらかし投資術で何をすればいいかを知る → ② お金は寝かせて増やしなさいで続け方を知る → ③ 敗者のゲームでなぜそれでいいのかに納得する。この順番で読めば、NISAの積立を始めて続けるための土台ができます。
目的別・早見表
| 今の悩み | おすすめの本 |
|---|
| 何を買えばいいか分からない | ほったらかし投資術 |
| 暴落が来たら続けられるか不安 | お金は寝かせて増やしなさい/サイコロジー・オブ・マネー |
| インデックス投資でいい理由を知りたい | 敗者のゲーム/ウォール街のランダム・ウォーカー |
| 買うタイミングで迷ってしまう | ジャスト・キープ・バイング |
| 個別株を自分で選びたい | エミン流「会社四季報」最強の読み方/バフェットの投資哲学(漫画版) |
| 積立と個別株をどう分けるか迷う | ダイナソー株投資 |
ステップ1:まずはインデックス投資の基本を知る
最初の3冊です。どれも結論は「低コストのインデックスファンドを長く持つ」で共通していて、読むほど迷いが減っていきます。
1冊目
ほったらかし投資術
山崎元・水瀬ケンイチ(著)
「個人投資家はシンプルなインデックス投資だけでいい」という結論を、何を買ってどう続けるかの手順までまとめた本。結論がシンプルすぎて、迷う余地が残りません。
向いている人:投資を始めたいけれど、何を買えばいいか決められない人
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2冊目
お金は寝かせて増やしなさい
水瀬ケンイチ(著)
インデックス投資が最適解である理由を、長く実践してきた著者の目線で具体的に書いた本。特に、暴落が来たときにどう向き合うかの部分が参考になります。
向いている人:積立を始めたものの、下がったときに続けられるか不安な人
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3冊目
敗者のゲーム
チャールズ・エリス(著)
なぜプロでも市場に勝ち続けられないのか、だから個人にはインデックス投資が合理的なのかを説明する名著。「なんとなく良さそう」を「納得して選ぶ」に変えてくれます。
向いている人:インデックス投資で本当にいいのか、理由から納得したい人
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ステップ2:「なぜそれでいいのか」を深く理解する
土台ができたら、理由とデータで理解を深めます。ここまで読むと、SNSの「これが儲かる」という情報に振り回されにくくなります。
4冊目
ウォール街のランダム・ウォーカー
バートン・マルキール(著)
インデックス投資の「聖典」と呼ばれる一冊。テクニカル分析やファンダメンタル分析への反論まで含めて、「プロでも市場に勝てない」を検証します。分厚いので2冊目以降に。
向いている人:インデックス投資の理屈を、根本から理解したい人
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5冊目
ジャスト・キープ・バイング
ニック・マジューリ(著)
一括投資と積立のどちらが有利か、暴落を待つことにどれだけコストがかかるか、貯蓄率がなぜ大事かをデータで示す本。「とにかく買い続ける」の根拠がわかります。
向いている人:買うタイミングを考えすぎて、なかなか動けない人
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6冊目
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
ジェイエル・コリンズ(著)
投資歴の長い著者が、娘に向けてシンプルな投資と経済的自由の本質を伝えた本。結論はやはりシンプルなインデックス投資で、「何のために投資するのか」まで考えさせられます。
向いている人:お金を増やす目的(自由に生きること)から考えたい人
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7冊目
ジェイソン流お金の増やし方
厚切りジェイソン(著)
徹底的に節約して、米国株のインデックスに幅広く分散して入れる。方法がシンプルなので、実行しやすく続けやすいのが特徴です。
向いている人:投資への抵抗感が薄れてきて、次の一冊を探している人
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ステップ3:暴落で手放さないために、お金と心理を学ぶ
投資で一番難しいのは、正しい方法を「続けること」です。知識の本とは違う角度から効いてくる一冊です。
8冊目
サイコロジー・オブ・マネー
モーガン・ハウセル(著)
投資で大切なのは知識より「お金と心理」との付き合い方だと教えてくれる本。正しい方法を知っていても、感情で崩れてしまう理由がわかります。
向いている人:暴落が怖い人、ニュースを見るとつい売買したくなる人
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ステップ4:個別株に進みたい人の本
積立の土台ができてから読むのがおすすめです。個別株は値動きが大きいので、「どの時間軸で、どんな役割を持たせるか」を決めてから始めましょう。
9冊目
バフェットの投資哲学(漫画版)
バフェットがなぜ長期・集中・割安な投資にこだわるのかを漫画で学べる本。「経済的な堀」や「株価が下がっても売らない理由」がすっと入ってきます。
向いている人:個別株に興味があり、まず考え方を気軽に知りたい人
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10冊目
エミン流「会社四季報」最強の読み方
エミン・ユルマズ(著)
日本株投資に欠かせない会社四季報をどう読むかを、マクロの見方と組み合わせて解説した本。四季報を「情報の山」から「使える武器」に変える読み方がわかります。
向いている人:日本株の個別銘柄を、自分で調べて選びたい人
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11冊目
馬渕流!投資の世界地図
馬渕磨理子(著)
経済の全体像から入り、株式投資の判断まで一本の線でつなぐ、経済本と投資本の中間にある珍しい一冊。マクロを知ると個別株の判断が浅くならない、ということに気づけます。
向いている人:ニュースと株価のつながりを理解したい人
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12冊目
ダイナソー株投資
ラプトル博士(著)
長期はインデックス、中期は個別株、短期はトレードと、時間軸ごとに目的を分けて投資を設計する本。どれかを否定しないスタンスが珍しく、積立と個別株の両立を考えやすくなります。
向いている人:積立投資と個別株を、どう組み合わせるか迷っている人
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13冊目
メタトレンド投資
AI・脱炭素・長寿化といった大きなトレンドから、成長株を探す投資法の本。インデックス投資と組み合わせて、一部を成長株に振り向ける使い方が紹介されています。
向いている人:インデックス投資を土台に、成長株にも挑戦したい人
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本を読んだら、次にやること
読んで終わりにしないために、次の3つを順番に進めてください。
- 口座を用意する:選び方は証券口座おすすめ3選、開き方はNISA口座の開設手順で解説しています。
- 毎月の金額を決める:毎月1万円のシミュレーションで、続けた場合の増え方を確認できます。
- お金の考え方も整える:投資以前の価値観の本はお金の本おすすめランキングにまとめています。
よくある質問
投資の本は、最初に何を読めばいいですか?
「ほったらかし投資術」がおすすめです。何を買ってどう続けるかまで具体的に書かれていて、読み終えたらすぐに行動に移せます。
インデックス投資の本は1冊読めば十分ですか?
結論はどの本もほぼ共通ですが、暴落が来たときに続けられるかは「なぜそれでいいのか」を理解しているかで変わります。2〜3冊で理由まで押さえておくと安心です。
個別株の本はいつ読むのがいいですか?
積立投資の土台ができてからがおすすめです。長期はインデックス、中期は個別株のように、時間軸で役割を分ける考え方は「ダイナソー株投資」が参考になります。
漫画で学べる投資の本はありますか?
「バフェットの投資哲学(漫画版)」があります。長期・集中・割安というバフェットの考え方を、気軽に読み進められます。